小規模事業者でも導入しやすい在庫管理システムは?と悩んでいませんか。
結論、小規模事業者におすすめの在庫管理システムは、以下の6つです。
・mylogi
・アラジンオフィス
・楽商
・eeeCLOUD在庫管理システム
・kintone
・スマートマット
この記事では、他にも『小規模事業者におすすめな在庫管理システムの選び方』など詳しく紹介していきます。
是非参考にしてくださいね。
目次
小規模倉庫におすすめの在庫管理システム6選
それではおすすめのシステムをご紹介していきましょう。
▼小規模倉庫におすすめの在庫管理システム
・mylogi
・アラジンオフィス
・楽商
・eeeCLOUD在庫管理システム
・kintone
・スマートマット
mylogi
提供会社 | アートトレーディング株式会社 |
タイプ | クラウド型 |
初期費用 | 0円 |
ランニングコスト | 15,000~30,000円/月 |
◆おすすめポイント
mylogiは、当社アートトレーディングが提供している在庫管理システム。
一番の強みは、受注管理システム(OMS)と倉庫管理システム(WMS)の機能を両方兼ね備えており、商品管理から受注、出荷、在庫管理、配送までをワンストップで管理できるところ。
mylogiは、EC運営に特化しているので、複数のECサイトの商品をデータ上で管理することも可能。Shopifyや楽天などのECカートとAPI連携することで、在庫の売り越しや売り逃しを防ぎ、注文情報の自動取得も可能です。
また、物流システム特有のバーコードによる管理機能も搭載しており、多色展開や多サイズ管理もミスなく行えます。
さらに個人のEC運営者や小規模事業者でも導入しやすいよう、2つのプランを用意しているので、低予算でも手軽に導入することができますよ。
\mylogiについてもっと詳しく知りたいなら/
アラジンオフィス
提供会社 | 株式会社アイル |
タイプ | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
ランニングコスト | 要問合せ |
◆おすすめポイント
豊富な導入実績を誇るアラジンオフィス。
業種別に特化したそれぞれのシステムを提供しています。
カスタマイズ性も他システムとのシームレスな連携も実現します。
詳しくはコチラ▶︎
楽商
提供会社 | 日本システムテクノロジー株式会社 |
タイプ | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
ランニングコスト | 要問合せ |
◆おすすめポイント
固有業務に対応しているシステム。
確かな実績があり、大手モールとのパートナーシップも結んでいるため、安心して大手モールや多店舗展開が可能です。
詳しくはコチラ▶︎
eeeCLOUD在庫管理システム
提供会社 | テックポート株式会社 |
タイプ | クラウド型 |
初期費用 | 0~10万円 |
ランニングコスト | 980~20,000円/月 |
◆おすすめポイント
様々な規模に対応しているシステムで、低価格なのに高品質を実感できます。
サポート体勢も万全です。
詳しくはコチラ▶︎
kintone
提供会社 | サイボウズ株式会社 |
タイプ | クラウド型 |
初期費用 | 0円 |
ランニングコスト | 1,500円/月 |
◆おすすめポイント
企業の業務効率化に業務アプリを作れるシステムを提供しています。導入によって作業工数を大幅にカットできることが強みで、プロセス管理や見やすいデータ集計グラフなどの機能も充実しています。
詳しくはコチラ▶︎
スマートマット
提供会社 | 株式会社スマートショッピング |
タイプ | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
ランニングコスト | 要問合せ |
◆おすすめポイント
在庫の重さを検知して、その在庫の残量をスマートクラウドに保存します。
シンプルなUIで使いやすいシステムです。
商品の下にスマートマットと言われる独自のマットを敷いて測定するという方法を活用しています。
簡単かつわかりやすく正確に在庫数を測れることが魅力の一つです。
詳しくはコチラ▶︎
小規模在庫管理システムの選定ポイント
在庫管理は複雑であり、なかなか一筋縄ではいかないため管理方法を誤って余剰在庫を出してしまうなど適正在庫を保てない可能性があります。在庫の状況を常に把握し、適切な在庫管理を行うためには在庫管理システムがおすすめです。
在庫管理システムの選定ポイントは以下の通りです。
自社との適合性はあるか
在庫管理システムは多様性があるため、自社に適合するシステムを選定することが重要となってきます。
何の業種に特化しているシステムなのかなども選定基準に有効活用できる情報です。
情報登録方法がわかりやすいか
入出庫情報などの入力はミスが最も起きやすい業務でもあるため、迅速かつ正確に入力できるということも特徴です。
カスタマイズ性があるか
自社に適合する形にカスタマイズできるかどうかも重要です。
また、在庫数の変動によってカスタマイズできるシステムである方がおすすめです。
料金体系に納得できるか
システム導入には初期費用だけでなく、システム維持費や管理にかかるコストもあります。
長期的に見てコストパフォーマンスがいいかどうかをしっかり吟味しましょう。
システムとの連携はスムーズか
他のシステム、例えば受注管理システムなどとの互換性や連携のスムーズさも重要です。
既にある基幹システムや今後導入する可能性のあるシステムなども視野に入れる場合、
連携のスムーズさを導入前に確認しましょう。
トライアルなどのサービスを行なっているシステムもおすすめです。
セキュリティは万全か
情報漏洩などのトラブルを避けれるようセキュリティ対策が万全であるかをしっかり確認しましょう。
サポート、アフターケアは充実しているか
システムには導入後にどのようなシステムエラーが起きるか予測仕切れない部分もあります。
何かあったときのアフターケアの対応がしっかりあるシステムを選定しましょう。
なぜ小規模ビジネスに在庫管理システムが必要なのか?
小規模ビジネスでも在庫管理システムを導入するべき理由は、以下の通りです。
・在庫の過剰、不足のリスクを軽減するため
・効率的な業務運営のため
・顧客満足度向上のため
それぞれ詳しく見ていきましょう。
在庫の過剰・不足のリスク
在庫の過剰は資金を無駄に拘束するだけでなく、商品の鮮度や品質の低下、廃棄コストの増加などのリスクを伴います。
一方、在庫不足は顧客の注文に応じられない、納期の遅延などの問題を引き起こし、ビジネスの信頼性を損なう可能性があるでしょう。
在庫管理システムを導入することで、これらのリスクを最小限に抑え、適切な在庫量を維持することが可能です。。
効率的な業務運営のため
手動での在庫管理は時間と労力を要し、ミスのリスクも高まります。
在庫管理システムを利用することで、在庫の入出庫、在庫量の確認、発注の最適化などの業務を自動化・効率化することが可能です。
これにより、業務の生産性が向上し、他の重要な業務にリソースを集中させることができるでしょう。
顧客満足度の向上
在庫管理が不十分だと、顧客の注文に対応できない、納期が遅れるなどの問題が生じる可能性があります。
これは顧客の不満を引き起こし、再購入率低下のリスクとなります。適切な在庫管理システムを導入することで、顧客の要望に迅速かつ正確に応えることができ、顧客満足度を向上させることが期待できます。
小規模倉庫で在庫管理システムの導入際の流れ
小規模倉庫における在庫管理システムの導入は、業務の効率化や誤差の削減に大きく寄与します。
以下に、その導入際の基本的な流れを説明します。
現状の在庫状況の把握
まずは、現在の在庫状況を正確に把握することが重要です。
物理的な在庫のカウントを行い、どの商品がどれだけの量存在するのか、どの商品がよく動いているのかなどのデータを集めます。
また、現在使用している在庫管理の方法やツール、存在する問題点や課題も明確にしましょう。
この情報が、新しいシステム導入の基盤となります。
必要な機能のリストアップ
次に、新しい在庫管理システムに求める機能や要件をリストアップします。
例えば、バーコードスキャン機能、在庫の自動発注機能、在庫の履歴管理機能など、倉庫の運営に必要な機能を明確にすることで、適切なシステムを選定するための基準ができます。
また、将来的な業務の拡大や変化も考慮し、拡張性のあるシステムを選ぶことが望ましいです。
システムの導入とスタッフのトレーニング
適切な在庫管理システムを選定したら、実際にシステムを導入します。
初期設定やデータの移行、ハードウェアのセットアップなど、導入に関する作業を進めていきます。
また導入後は、スタッフへのトレーニングが不可欠です。システムの使い方や操作方法をしっかりと教え、日常業務でのトラブルを防ぐための対応方法などを学ぶことで、スムーズな業務運営を実現することができるでしょう。
物流業務で逼迫しているあなたへ。
物流業務には入荷や検品、ピッキング、在庫・受注管理などさまざまな業務があります。
これらの物流業務の負担が重いことはECサイトを運営しているあなたであれば、痛いほどお分かりいただけるでのはないでしょうか。
「物流業務負担が軽くなれば、もっとマーケティングや商品開発に時間を割けるのに……」このようなことを一度でも考えたことがあるでしょう。
たしかに在庫管理システムを導入すれば、工数が削減されますが、物流業務から開放されるわけではありません。物流業務の負担をさらに少なくするためには、フルフィルメントサービスの利用がおすすめです。
フルフィルメントサービスとはECサイトにおける「商品の注文受付(受注)〜商品の配送完了」の一連の物流業務全般を全てまたは部分的に外部のプロに委託するサービスのことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
上記のシステム以外にも多数のシステムが存在しています。
自社に適合するシステムを選定しましょう。
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